第 1 回 猪木正道記念・安全保障研究会の報告
日本防衛学会猪木正道賞基金では、これまでに主要な事業として、 主に一般市民及び防衛・安全保障研究者に対して猪木正道先生の人と業績を理解していただくため、公開開催の「猪木正道研究会」 わが国の防衛と安全保障並びに国際平和に関する分野において優れた業績をあげた個人(またはグループ)に対し「 日本防衛学会猪木正道賞 (正賞・奨励賞及び特別賞)」の授与を行うとともに、一般市民及び研究者に対して公開で「猪木正道研究会」開催および年報『平和と防衛』の刊行を行い、本分野での学術研究の振興並びに広く研究者の育成に寄与する活動を行っております。
その中で、「猪木正道研究会」は既に第 10 回を重ね、それぞれ猪木正道先生と関わりがあった方々にご報告をしていだき、内容も一段落いたしました。そこで、次回からは研究会の名称を「猪木正道記念・安全保障研究会」と改め、報告の内容を安全保障全般の課題に拡大し、新機軸による第 1 回研究会は次のように実施されました。
プログラム
日 時: 令和 1 年 9 月 14 日(土) 16 : 00 〜 19 : 00
会 場: 慶應義塾大学・三田キャンパス 西校舎 1 階 512 教室
開 会: 理事長挨拶 日本防衛学会猪木正道賞基金理事長 五百旗頭 眞
第I部 猪木正道賞(正賞)受賞者による報告
報 告 『崩壊国家と国際安全保障 : ソマリアにみる新たな国家像の誕生 』 と
その後
東京大学大学院総合文化研究科教授 遠藤 貢
第 II 部 安全保障研究会
テーマ 「冷戦終了後の外交安全保障課題 ―現場からの報告 ― 」
報 告1 元防衛事務次官・秋山アソシエイツ代表 秋山 昌廣
報 告2 元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長 田中 均
※ 第 1 回猪木正道記念・安全保障研究会の報告等の詳細については、猪木正道賞基金年報
『平和と防衛』第 6 号 をご覧下さい。
猪木正道記念・安全保障研究会の風景
第I部、遠藤 貢教授 第II部、秋山昌廣元防事務次官
第II部、田中 均元外務審議官 開催校挨拶、宮岡 勲教授
研究会終了後、場所を南校舎 3 階「萬來舎」会議室に移し、
報告者を囲んで恒例の楽しい意見交換・懇親会が行われました。