猪木正道賞:歴代受賞者(及び著作)
*肩書きは受賞当時のもの
〔第1回:2015年~第9回:2023年〕
【正 賞】
第9回 山口 航 (帝京大学法学部政治学科専任講師)
『冷戦終焉期の日米関係:分化する総合安全保障』
第8回 岩間 陽子 (政策研究大学院大学教授)
『核の一九六八年体制と西ドイツ』
〃 五十嵐 隆幸(防衛大学校防衛学教育学群准教授)
『大陸反攻と台湾 :中華民国による統一の構想と挫折』
第7回 千々和 泰明(防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室主任研究官)
『安全保障と防衛力の戦後史1971~2010:「基盤的防衛力構想」の時代』
第6回 該当者なし
第5回 小此木 政夫(慶應義塾大学名誉教授)
『朝鮮分断の起源:独立と統一の相克』
第4回 梅本 哲也 (静岡県立大学教授)
『米中戦略関係』
第3回 金澤 裕之(防衛研究所戦史研究センター所員)
『幕府海軍の興亡:幕末期における日本の海軍建設』
第2回 遠藤 貢 (東京大学大学院教授)
『崩壊国家と国際安全保障:ソマリアにみる新たな国家像の誕生』
第1回 該当者なし
【奨励賞】
第9回 浦口 薫 (防衛大学校防衛学教育学群国防論教員室准教授〔2等海佐〕)
『封鎖法の現代的意義:長距離封鎖の再評価と地理的限定』
第8回 該当者なし
第7回 諸橋 英一 (慶應義塾大学法学部講師〔非常勤〕)
『第一次世界大戦と日本の総力戦政策』
〃 真田 尚剛 (立教大学社会デザイン研究所研究員)
『「大国」日本の防衛政策:防衛大綱に至る過程 1968~1976』
第6回 板山 真弓 (国士舘大学専任講師)
『日米同盟における共同防衛体制の形成:条約締結から「日米防衛協力のための指針」策定まで』
〃 篠﨑 正郎(航空自衛隊幹部候補生学校教官)
『引き留められた帝国:戦後イギリス対外政策におけるヨーロッパ域外関与、1968~82年』
第5回 該当者なし
第4回 木村 隆和(日本防衛学会会員)
『日中国交正常化と日米関係:対米「自主」外交の裏面史』
〃 池宮城陽子 (成蹊大学アジア太平洋研究センター研究員)
『沖縄米軍基地と日米安保:基地固定化の起源1545-1953』
第3回 山本 章子(沖縄国際大学非常勤講師・同大学法政研究所特別研究員)
『米国と日米安保条約改定:沖縄・基地・同盟』
第2回 宮下雄一郎(松山大学准教授)
『フランス再興と国際秩序の構想:第二次世界大戦期の政治と外交』
〃 野添 文彬(沖縄国際大学准教授)
『沖縄返還後の日米安保:米軍基地をめぐる相克』
第1回 平野 龍二(防衛研究所戦史研究センター所員)
『日清・日露戦争における政策と戦略:「海洋限定戦争」と陸海軍の協同』
〃 佐野秀太郎(防衛大学校国際交流センター教授)
『民間軍事警備会社の戦略的意義:米軍が追求する21世紀型軍隊』
【特別賞】
第9回 高橋 杉雄 (防衛研究所政策研究部防衛政策研究室長)
『現代戦略論:大国間競争時代の安全保障』
第8回 小泉 悠 (東京大学先端科学技術研究センター講師)
『現代ロシアの軍事戦略』
第7回 川名 晋史(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)
『基地の消長 1968―1973:日本本土の米軍基地「撤退」政策』
第6回 村井 良太(駒澤大学教授)
『佐藤栄作:戦後日本の政治指導者』
第5回 磯部 晃一(アジア・パシフィック・イニシアティブ上席研究員・元東部方面総監)
『トモダチ作戦の最前線:福島原発事故に見る日米同盟連携の教訓』
第4回 渡邉 昭夫(東京大学名誉教授)
『国際社会との関わり方を考える』
第3回 佐藤 行雄(日本国際問題研究所評議員)
『差し掛けられた傘:米国の核抑止力と日本の安全保障』
第2回 冨澤 暉(東洋学園大学理事・同大学名誉教授)
『逆説の軍事論:平和を支える力の論理』
第1回 該当者なし
以上