第 7 回「猪木正道研究会」の報告
第 7 回猪木正道研究会は、平成 29 年 9 月 13 日(土)午後 6 時から午後 8 時の間、 報告者に猪木正道先生の孫の安藤優香 ( 元外相秘書官)様及び元防衛大学校長の西原正(平和・安全保障研究所理事長)先生を講師にお迎えし、慶応義塾大学のご協力を得て、同学・三田キャンパス南校舎 441 番教室で実施した。( 三田キャンパスマップへのリンクはこちら )
第 7 回研究会は、恒例の五百旗頭眞猪木正道賞基金理事長のあいさつの後、安藤優香講師による「孫から見た祖父 猪木正道―人格主義を志して―」をテーマに、 1) 祖父の横顔、 2) 人格主義、 3) 祖父に見る歴史の教訓について、身内の孫からみた興味深い人間猪木正道論を展開された。次に、猪木先生のまな弟子にあたる西原正講師から、「猪木先生と安全保障問題」と題する報告がなされ、 1) 西原正講師は京都大学の学生時代から防衛大学校、平和安全保障研究所を通じて最も長く猪木先生に接触して指導を受けることができたこと、 2) 猪木先生が防大校長に就任以降、防衛・安全保障問題について積極的に発言されるようになり、大平政権の「総合安全保障政策研究グループ」の議長や中曽根政権での自民党シンクタンク「総合政策研究所」の運営委員をされたことなどについて、詳細に説明された。
その後、参加者との間で活発な議論が行われ、熱気に満ちた有意義な研究会となった。
研究会終了後、場所を「社中交歓 萬來舎」に移し、引き続き講師を囲み、懇親会を行なった。