第7回 猪木正道賞発表・授賞式が挙行されました。

投稿日時: 2021/12/10 editor5

第7回 猪木正道賞発表・授賞式が挙行されました。

 

 第7回 猪木正道賞発表・授賞式が、2021年11月28日(日)に国際文化会館講堂において実施したオンラインによる「令和3年度日本防衛学会(秋季)研究大会」の最後のセッションとして午後4時から挙行されました。

 今年度から猪木正道賞の選考方法が改定され、これまでの公募は自薦・他薦となっていましたが、他薦による推薦のみとなりました。さらに、推薦著作も、一人一著作のみと変更になりました。

 選考委員長は本年4月から田中明彦委員長が退任し、戸部良一委員が新委員長に就任し、新たに赤木完爾委員と加藤朗委員が選考委員に加わりました。

 第7回猪木正道賞選考委員会は、2021年11月14日(日)に国際文化会館セミナー室において、戸部良一(選考委員長)、武田康裕、中西寛、山口昇、赤木完爾、加藤朗の各選考委員により最終選考を行い、次の4著作が猪木正道賞(正賞、奨励賞2、特別賞)に選考されました。

 

猪木正道賞 正賞

 ・千々和泰明 著

   『安全保障と防衛力の戦後史 1971~2021』

                    (千倉書房、2021年5月発行)

 

猪木正道賞 奨励賞

 ・諸橋英一 著

   『第一次世界大戦と日本の総力戦政策』

               (慶應義塾大学出版会、2021年5月発行)

 ・真田尚剛 著

   『「大国」日本の防衛政策 防衛大綱に至る過程 1968~1976』

                     (吉田書店、2021年2月発行)

 

猪木正道賞 特別賞

 ・川名晋史 著

   『基地の消長1968~1973 日本本土の米軍基地「撤退」政策』

                    (勁草書房、2020年6月発刊)

 

 授賞式は、五百旗頭眞NPO法人猪木正道賞基金理事長の挨拶のあと、戸部良一選考委員長から選考経過と授賞著作についての詳細な講評がなされました。    
 続いて村井友秀日本防衛学会会長から4名の受賞者に表彰状と副賞が授与され、受賞者からそれぞれ受賞の言葉がありました。

(※第7回戸部良一猪木正道賞選考委員長の講評及び受賞者4名の言葉は、猪木正道基金年報『平和と防衛』第8号〔2022年2月末刊行〕に掲載します。)

 


戸部 良一 選考委員長講評


会長より千々和泰明〔猪木正道賞〕受賞者に表彰状授与

 


会長より諸橋英一〔奨励賞〕受賞者に表彰状授与

会長より真田尚剛〔奨励賞〕受賞者に表彰状授与
会長より川名晋史〔特別賞〕受賞者に表彰状授与

第7回猪木正道賞受賞者 記念写真:
 (前列左から、千々和泰明氏〔正賞〕、諸橋
英一氏〔奨励賞〕、真田尚高剛氏〔奨励賞〕、川名晋史氏〔特別賞〕、
後列左から、戸部良
一選考委員長、村井友秀学会会長、五百旗頭眞基金理事長)