第4回 日本防衛学会猪木正道賞発表・授賞式が挙行されました
第 4 回日本防衛学会猪木正道賞の発表・授賞式が、平成 30 年度日本防衛学会(秋季)研究大会第一日目( 11 月 16 日)の午後 15 時から 16 時にかけて防衛大学校社会科学館3階大教場で挙行されました。
今回の公募(平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 7 月 15 日)は、昨年と同様に自薦、他薦を合わせて 9 編の著作の応募がありました。
第4回猪木正道賞の選考委員会は、 10 月 9 日国際文化会館セミナー室において、田中明彦(選考委員長)、武田康裕、山口昇、戸部良一、中西寛〔電子メールによる参加〕が参集し最終選考を行い、次の4著作が三賞に選ばれました。
【猪木正道賞 正 賞】
・梅本哲也会員 著
『米中戦略関係』 (千倉書房、 2018 年 4 月刊行)
【猪木正道賞 奨励賞】
・木村隆和会員 著
『日中国交正常化と日米関係: 対米「自主」外交の裏面史 』
(三恵社、 2017 年 8 月刊行 )
・池宮城陽子会員 著
『沖縄米軍基地と日米安保: 基地固定化の起源 1945-1953 』
(東京大学出版会、 2018 年 2 月刊行 )
【猪木正道賞 特別賞】
・渡邉昭夫会員 著
『国際社会との関わり方を考える』
(ヌース教養双書、 2017 年 12 月刊行)
授賞式は、五百旗頭眞日本防衛学会会長の開会挨拶のあと、田中明彦選考委員長から選考の経緯と詳細な講評がなされました。続いて五百旗頭会長から4名の受賞者に表彰状と副賞が授与されました。そのあと各受章者からそれぞれ授賞作品についての報告がありました。
(秋季)研究会大会後、会場を防衛大学校大会議室に移し、研究大会「懇親会」兼「猪木正道賞 受賞祝賀会」が多くの会員の参加を得て実施されました。
( * 第4回猪木正道賞発表・授賞式の詳細については、年報『平和と防衛』第 6 号に掲載いたします。)
(第 4 回猪木正道賞「三賞」の発表と講評する田中明彦選考委員長)
(会長から梅本哲也会員に賞状授与)
(会長から木村隆和会員並びに池宮城陽子会員に賞状授与)
(会長から渡邉昭夫会員に賞状授与)
(第4回猪木正道賞 受賞者の記念写真(左から、五百旗頭眞会長、特別賞:渡邉昭夫会員、正賞:梅本哲也会員、奨励賞:池宮城陽子会員、奨励賞:木村隆和会員、田中明彦選考委員長)
(研究大会「懇親会」兼「猪木正道賞 受賞祝賀会」の風景)